りょう!新NISAには米国ETFがいいって聞いたけどそれって何?
何も知らない状態ではさすがに米国株は買えないので教えて!
あつし!米国ETFについて知りたくなったんだね!
うん!ETFって株にとって画期的なアイデアなんだ。ぜひ知って投資の候補としてね。
そもそもETFって?
ETF(Exchange-Traded Fund)は、投資家が株式や債券、商品などの複数の資産に簡単に投資できる投資商品です。
ETFは株式市場で取引され、個々の株と同じように購入や売却ができます。
主な利点は、多様性、流動性、低コスト、透明性、分配などです。
主なタイプには株式ETF、債券ETF、商品ETF、インデックスETFなどがあります。
ETFは投資を簡素化し、様々な市場へのアクセスを提供します。
- 株式ETF: 特定の株式市場やセクターに関連する株式を含むETFです。
- 債券ETF: 国債や企業債などの債券を含むETFです。
- 商品ETF: 特定の商品(金、銀、原油など)に連動するETFです。
- インデックスETF: 特定のインデックス(例:S&P 500、日経平均)に連動するETFです。
日本のETFと米国のETFの違い
- 取引時間: 日本のETFは日本の取引所で、米国のETFは米国の取引所で売買されます。日本のETFは日本の取引時間内、米国のETFは米国の取引時間内に取引されます。
- 投資対象の市場: 日本のETFは日本の株式市場や債券市場に投資します。一方、米国のETFは米国の株式市場や債券市場に投資します。
- 通貨リスク: 日本のETFは日本円で売買されますが、米国のETFは米ドルで売買されます。そのため、米国のETFには通貨の価値が変動するリスクがあります。
- 規制と税制: 日本のETFと米国のETFはそれぞれの国の法律や税金に従います。投資家はそれぞれの国の法律や税制について理解しておく必要があります。
日本に住んでいて情報を掴みにくいところはどうしてもありますのでリスクは日本ETFを買うよりは
大きいです。しかし日本よりも米国の方が規模が大きい企業、成長企業があることは事実。
それが安定を生むのではと思います。
米国ETFの紹介
まずは配当利回りが比較的高いETFを紹介します。利回りがいいからと安易に投資するのはNG!
よく中身を確認し、過去、現在、未来をしっかりと見て投資する事が重要です。
高配当ETF(HDV)
- 運用会社: iShares
- 配当利回り: 約3.5%
- 運用資産総額 (AUM): 約$7B(7億ドル)
- 経費率: 0.08%
- 主な投資先: 米国の高配当株式。主にヘルスケア、消費財、エネルギーセクターに投資。
米国優先株式ETF(PFF)
- 運用会社: iShares
- 配当利回り: 約5.2%
- 運用資産総額 (AUM): 約$18B(18億ドル)
- 経費率: 0.46%
- 主な投資先: 米国発行の優先株式。金融セクターに重点を置いて投資。
高配当国際ETF(VYMI)
- 運用会社: Vanguard
- 配当利回り: 約4.1%
- 運用資産総額 (AUM): 約$5B(5億ドル)
- 経費率: 0.32%
- 主な投資先: 非米国の高配当株式。広範な地域とセクターに分散投資。
不動産ETF(VNQ)
- 運用会社: Vanguard
- 配当利回り: 約3.8%
- 運用資産総額 (AUM): 約$35B(35億ドル)
- 経費率: 0.12%
- 主な投資先: 米国の不動産投資信託(REITs)。
エネルギーインフラETF(AMLP)
- 運用会社: Alerian
- 配当利回り: 約7.6%
- 運用資産総額 (AUM): 約$5B(5億ドル)
- 経費率: 0.85%
- 主な投資先: 米国のエネルギーインフラ関連企業、特にパイプラインや貯蔵施設に投資。
高配当値ETF(SPHD)
- 運用会社: Invesco
- 配当利回り: 約4.0%
- 運用資産総額 (AUM): 約$3B(3億ドル)
- 経費率: 0.30%
- 主な投資先: 低ボラティリティかつ高配当の米国株式。
グローバルXスーパー配当ETF(SDIV)
- 運用会社: Global X
- 配当利回り: 約7.8%
- 運用資産総額 (AUM): 約$1B(1億ドル)
- 経費率: 0.58%
- 主な投資先: 世界中の高配当株式。
JPモルガン・エクイティ・プレミアム・インカムETF(JEPI)
- 運用会社: J.P. Morgan
- 配当利回り: 約7.9%
- 運用資産総額 (AUM): 約$5B(5億ドル)
- 経費率: 0.35%
- 主な投資先: 米国株式に対するオプション戦略を組み合わせた投資。
ユーティリティーズセレクトセクターSPDRファンド(XLU)
- 運用会社: State Street Global Advisors
- 配当利回り: 約3.0%
- 運用資産総額 (AUM): 約$11B(11億ドル)
- 経費率: 0.12%
- 主な投資先: 米国の公益事業セクター。
シュワブ米国高配当株式ETF(SCHD)
- 運用会社: Charles Schwab
- 配当利回り: 約3.3%
- 運用資産総額 (AUM): 約$18B(18億ドル)
- 経費率: 0.06%
- 主な投資先: 米国の高配当
人気が高い米国ETF
次に現在日本でも人気の米国ETFを5つ紹介します。人気があるにはそれなりの理由があります。
SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY)
- 運用会社: State Street Global Advisors
- 概要: SPYは、S&P 500指数をベンチマークとして追跡することを目的としたETFで、米国の大手企業500社の株式に投資しています。このETFは、広範な産業セクターにわたる米国株式市場のパフォーマンスを反映しており、投資家にとっての基本的なポートフォリオ構築ブロックとなっています。
- 特徴: 高い流動性、広範な市場カバレッジ
- 配当利回り: 約1.3%
- 運用資産総額 (AUM): 約$3500億
- 経費率: 0.0945%
Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)
- 運用会社: Vanguard
- 概要: VTIは、米国内のほぼ全ての公開株式に投資することを目的としており、大型株から小型株まで、幅広い市場セグメントをカバーしています。このETFは、米国株式市場の包括的なエクスポージャーを提供し、長期的な成長を目指す投資家に適しています。
- 特徴: 低コスト、広範なダイバーシフィケーション
- 配当利回り: 約1.2%
- 運用資産総額 (AUM): 約$2500億
- 経費率: 0.03%
Invesco QQQ Trust (QQQ)
- 運用会社: Invesco
- 概要: QQQは、NASDAQ-100指数をベンチマークとして追跡し、テクノロジーを中心としたNASDAQ市場に上場している大手企業に投資しています。このETFは、イノベーションとテクノロジー駆動の成長企業にエクスポージャーを求める投資家に人気があります。
- 特徴: 高成長セクターへの集中投資、高い流動性
- 配当利回り: 約0.5%
- 運用資産総額 (AUM): 約$1500億
- 経費率: 0.20%
iShares MSCI Emerging Markets ETF (EEM)
- 運用会社: iShares
- 概要: EEMは、新興市場における大手および中堅企業に投資することを目的としています。このETFは、中国、韓国、台湾、インドなど、新興国の株式市場に広範なエクスポージャーを提供し、成長ポテンシャルの高い市場へのアクセスを可能にします。
- 特徴: 新興市場への広範なアクセス、多様なセクターカバレッジ
- 配当利回り: 約1.6%
- 運用資産総額 (AUM): 約$320億
- 経費率: 0.68%
Vanguard S&P 500 ETF (VOO)
- 運用会社: Vanguard
- 概要: VOOもまた、S&P 500指数をベンチマークとして追跡するETFで、SPYと同様に米国の大手企業500社に投資しています。Vanguardが提供するこのETFは、極めて低い経費率で知られ、コスト意識の高い投資家に適しています。
- 特徴: 低コスト、S&P 500指数の効率的な追跡
- 配当利回り: 約1.3%
- 運用資産総額 (AUM): 約$800億
- 経費率: 0.03%
おすすめ米国技術
2024年おすすめ技術を紹介します。米国ETFについても例で載せていきます。
これらに投資する時には必ず過去もしっかりと確認し、未来を見据えて投資をお願いします。
テクノロジーとイノベーション
- ETF例: Invesco QQQ Trust (QQQ)
- 概要: NASDAQ-100指数を追跡し、テクノロジーを中心に成長セクターの大手企業に投資。
- 注目ポイント: AI(人工知能)、クラウドコンピューティング、電気自動車、再生可能エネルギーなど、技術革新が期待される分野。
グリーンエネルギーとサステナビリティ
- ETF例: iShares Global Clean Energy ETF (ICLN)
- 概要: グローバルなクリーンエネルギー企業に投資し、再生可能エネルギーの普及を目指す。
- 注目ポイント: 再生可能エネルギー、電気自動車のインフラ、エネルギー効率の高い技術への投資増加。
ヘルスケアとバイオテクノロジー
- ETF例: Health Care Select Sector SPDR Fund (XLV)
- 概要: 米国ヘルスケアセクターの大手企業に投資し、医薬品、バイオテクノロジー、ヘルスケア機器などをカバー。
- 注目ポイント: バイオテクノロジーの進歩、遺伝子編集、パーソナライズドメディシンの発展。
グローバルインフラストラクチャー
- ETF例: iShares Global Infrastructure ETF (IGF)
- 概要: 世界中のインフラストラクチャー関連企業に投資し、交通、エネルギー、水管理などをサポート。
- 注目ポイント: 経済の回復と成長を支える基盤としてのインフラ投資の増加。
新興市場
- ETF例: Vanguard FTSE Emerging Markets ETF (VWO)
- 概要: 新興市場の企業に広範に投資し、アジア、ラテンアメリカ、アフリカなどの市場をカバー。
- 注目ポイント: 新興市場の経済成長、中間所得層の拡大、消費の増加。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ETFでもいろいろなものがあり迷ってしまいますが「これでいいや」と思って買う事は絶対避けましょう。かならず過去を探り、現在をしり、未来を考え納得した上で買う事をお勧めします。ETFについては長期投資を考える事が必要です。この長期投資には必ず波があり、マイナスになる時もあります。その時にいかに詳しく調べているかによって損得がはっきりと分かれてきますので損しないように。準備して挑みましょう。
りょう。ETFは複数の銘柄を買っている状態になるんだね。
だったら1銘柄のみの投資よりも安心かも。
そうだね。1つの銘柄投資はギャンブルになりがちだね。
投資は情報を手に入れ成長を見守る!これが大事だと思うよ。
奥が深いねー。これからも勉強が大事だね。頑張るよ!
私も勉強してあつしに色々教えられるようにしておくよ。
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